はじめに
最近、お香にハマっています。


※我が家にあるお香たちです。(もっと欲しいなーって思っています。)
少し前までの私は、「お香っておしゃれな人が楽しむもの」というイメージしかありませんでした。
でも実際に焚いてみると、部屋の香りが変わるだけではなく、不思議と気持ちまで切り替わることに気づいたのです。
今では読書をするときや、ブログを書く前には、お香を焚くのが小さな習慣になっています。
香りは目に見えません。
それなのに、ほんの一本のお香が、その日の気分まで変えてくれることがあります。
今日は、そんな私のお香との出会いについて書いてみたいと思います。
お香との出会いは、祖父母の家の記憶でした
お香に興味を持ったきっかけは、無印良品で買い物をしていたときのことです。
香りに敏感な私は、アロマキャンドルの売り場を眺めていました。
すると、その隣にお香のコーナーがありました。
何気なく香りを試してみた瞬間、ある記憶がふわっとよみがえったのです。
幼い頃、よく遊びに行っていた祖父母の家。
仏壇から漂っていたお線香の香り。
夏休みだったこと。
祖母と一緒に過ごした時間。
部屋の雰囲気まで思い出した気がしました。
香りには、記憶を呼び起こす力があるといわれています。
実際にある香りをきっかけに、昔の出来事を鮮明に思い出すことは珍しくないそうです。
私もまさに、その体験をしました。
「あれ? 私、お香の香りって好きかもしれない。」
そう思い、その日初めて金木犀のお香を買って帰りました。
香りが変わると、心も少し変わる
家に帰ってお香を焚いてみると、やっぱり私はこの香りが好きだと感じました。
部屋いっぱいに広がる優しい香り。
煙がゆっくりと揺れる様子を眺めているだけで、不思議と気持ちが落ち着いていきます。
お香にはリラックスや気分転換を目的として楽しまれることが多く、香りによっては心を落ち着かせたり、集中しやすい気分をサポートしたりすると言われています。
もちろん感じ方には個人差があります。
それでも私にとっては、お香を焚く時間が「心を整えるスイッチ」のような存在になりました。
私はもともと、些細なことでストレスをためやすいタイプです。
「あれもしなきゃ。」
「これも終わっていない。」
そんなふうに頭の中が忙しくなってしまうことがあります。
でも、お香を焚く数十分だけは、不思議と呼吸がゆっくりになるような感覚があります。
自律神経への影響を自分で測ることはできません。
それでも以前より穏やかな気持ちで過ごせているような気がしています。
だから最近の読書タイムには、お香が欠かせません。
本を開く前に一本。
その香りを感じながらページをめくる時間は、私にとってとても贅沢な時間になりました。
自分を整える時間は、誰かのためにもなる
以前の私は、自分の時間を後回しにすることが多くありました。
子育てをしていると、家族のことを優先するのは当たり前。
気づけば、自分のためだけの時間はどんどん減っていました。
でも最近思うのです。
自分の心が穏やかでいられると、人にも優しくできる。
反対に、心に余裕がないと、どんなに小さなことでもイライラしてしまいます。
家事が思うように進まない。
子どもが言うことを聞かない。
そんな何気ないことにまで気持ちが振り回されてしまいます。
だからこそ、自分を整える時間は決してわがままではないのだと思うようになりました。
私にとって、その時間がお香を焚く時間でした。
たった一本のお香。
時間にすると二十分ほど。
でも、その二十分があるだけで、その後の一日が少しだけ穏やかになる気がするのです。
お香そのものに特別な力があるというより、「今は自分のための時間」と意識できることが大きいのかもしれません。
小さな習慣が、毎日を少し豊かにする
以前の私は、お香とは縁のない生活を送っていました。
でも、ほんの少し興味を持って一本買ってみたことが、新しい楽しみにつながりました。
毎日の生活は大きく変わっていません。
子育てをして、家事をして、本を読んで、ブログを書く。
そんな日常です。
それでも、お香を焚く時間が加わったことで、その日常が少しだけ豊かになったように感じています。
香りは目に見えません。
でも、目には見えないからこそ、心には深く届くものなのかもしれません。
もし最近、毎日が慌ただしいと感じている人がいたら、ほんの数分でも「自分を整える時間」を作ってみてはいかがでしょうか。
それはお香でも、コーヒーでも、読書でも、散歩でも構いません。
自分が「ほっとする」と思える時間を持つこと。
その積み重ねが、毎日を少しずつ心地よいものに変えてくれる気がします。
私にとって、その時間がお香でした。
これからも香りに包まれながら、本を読み、ブログを書き、忙しい毎日の中に小さな余白を作っていきたいと思います。



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