子どもにスマホを持たせるタイミングって、悩みませんか?
「まだ小学生なのにスマホは早いかな」
「ゲームや動画ばかりになったらどうしよう」
「友達とのトラブルが起きたら怖い」
私も、そう思っていました。
できることなら、スマホなんて持たせずに済むなら、そのほうがいい。
以前フルタイムで働いていた私は、そんなふうに考えていました。
それでも我が家では、娘が小学生のうちにスマホを持たせることにしました。
きっかけは、放課後の過ごし方でした。
「今、どこにいるんだろう」が気になっていた
私がフルタイムで働いていた頃、子どもが学童に行っている間は、それほど心配していませんでした。
学童という安心できる場所があり、先生もいてくれる。
ところが、子どもが高学年になるにつれて、少しずつ状況が変わってきました。
友達と遊ぶために学童を出ることも増えてきます。
「今日はどこで遊ぶんだろう」
「ちゃんと家に帰ってきているかな」
「何かあったらどうしよう」
仕事をしている間も、そんなことが頭の片隅にありました。
子どもが悪いわけではありません。
むしろ、成長して行動範囲が広がっている証拠です。
親としては嬉しいことでもあります。
でも、仕事中に子どもの居場所を確認することができない。
そこに、私は少し不安を感じていました。
そこで我が家が選んだのが、
「子どもにスマホを持たせる」
という方法でした。
小学生にスマホを持たせることへの不安
もちろん、最初から迷わなかったわけではありません。
むしろ、かなり迷いました。
小学生にスマホを持たせたら、動画やゲームばかりになるんじゃないか。
友達同士のLINEでトラブルになったらどうしよう。
知らない人とつながってしまったら?
夜遅くまでスマホを触るようになったら?
考え始めると、心配なことはいくらでも出てきます。
だから我が家では、
「スマホを自由に使わせる」のではなく、「親子が安心して連絡を取るための道具として持たせる」
と考えることにしました。
最初から完璧な使い方ができるとは思っていません。
子ども自身も、まだスマホとの付き合い方を覚えている途中です。
だからこそ、親が管理できる設定にしたり、家庭でルールを決めたりすることにしました。
たとえば、利用時間を制限すること。
我が家では、持たせ始めた頃は夜の20時半まで使えるように設定していました。
スマホを持たせたからといって、好きなだけ使っていいわけではありません。
「持たせること」と「自由に使わせること」は、別の話だと思っています。
一番大きかったのは、親の安心だった
実際にスマホを持たせてみて、一番「持たせてよかった」と感じたのは、
子どもと気軽に連絡が取れること
でした。
たとえば、
「これから○○ちゃんと遊ぶよ」
「今から公園に行ってくるね」
「今日は少し帰るのが遅くなるよ」
そんな何気ない連絡ができる。
たったそれだけのことなのですが、親にとっては大きな安心です。
以前なら、
「今どこにいるんだろう」
と心配しながら仕事をしていた時間に、
「今、公園にいるよ」
と連絡が来る。
それだけで、
「あ、ちゃんと分かっているんだ」
と安心できます。
そして、それは子どもにとっても同じなのかもしれません。
何か困ったことがあったときに、
「お母さんに連絡すればいい」
と思える。
いつでもつながれるということが、親子にとって一つのお守りのようになっていると感じます。
「スマホを持たせてよかった」と思った瞬間
仕事をしていると、予定が突然変わることがあります。
「今日は残業になりそう」
「帰宅が少し遅くなる」
そんなときにも、直接子どもに伝えられるのは助かります。
以前なら、学童の先生を通して伝えてもらったり、帰宅してから伝えたりする必要がありました。
でも、スマホがあれば、
「今日は少し遅くなるよ」
と直接伝えられる。
逆に子どもから、
「今から帰るね」
と連絡が来ることもあります。
それだけで、お互いの安心感が違います。
スマホというと、どうしても「ゲーム」「動画」「SNS」といった娯楽のイメージが先に浮かびます。
でも我が家にとっては、最初に感じたメリットはそこではありませんでした。
「連絡が取れる」という、ごくシンプルな機能。
それが一番大きかったのです。
スマホを持たせるなら、親子でルールを決める
もちろん、スマホを持たせればすべて安心というわけではありません。
むしろ、持たせたからこそ考えなければならないことも増えました。
どんなアプリを入れるのか。
誰と連絡を取るのか。
何時まで使うのか。
困ったことが起きたとき、誰に相談するのか。
我が家では、親が一方的にルールを決めるのではなく、子どもにも「なぜこのルールが必要なのか」を伝えるようにしています。
「スマホを取り上げるためのルール」ではなく、
「安心して使うためのルール」
だと考えているからです。
特に、友達とのやり取りについては慎重にしています。
便利な反面、メッセージの返信を急かされたり、グループ内でトラブルになったりする可能性もあります。
だからこそ、
「困ったことがあったら、一人で解決しようとしない」
「嫌なことがあったら、お母さんに見せていい」
ということは伝えています。
スマホを持たせることは、子どもを放っておくことではない
私は以前、
「子どもにスマホを持たせる=親が子どもを放っておく」
ようなイメージを少し持っていました。
でも、実際に使ってみて、その考えは変わりました。
むしろ、
子どもが少しずつ親から離れていくための“つなぎ”になる道具
なのかもしれません。
小学生になると、親がずっと一緒についているわけにはいきません。
友達と遊びに行く。
一人で習い事へ行く。
少しずつ行動範囲が広がっていく。
親としては、
「もう一人でできるんだ」
という嬉しさと同時に、
「大丈夫かな」
という不安もあります。
スマホは、その両方を少しだけ支えてくれる。
子どもが自分で行動するための自由と、親が安心するためのつながり。
その間をつないでくれる道具なのだと思うようになりました。
もちろん、スマホが正解とは限らない
ここまで書いておいてですが、
「小学生にはスマホを持たせたほうがいい」
と言いたいわけではありません。
家庭によって状況は違います。
学童を利用できる環境なのか。
子どもの性格はどうなのか。
放課後にどのくらい一人で行動するのか。
家庭でどんなルールを作れるのか。
それぞれ違うので、スマホを持たせることがすべての家庭に合うとは思っていません。
我が家にとっては、
「仕事中でも子どもと連絡が取れる」
という安心が必要だった。
だからスマホを選びました。
それだけです。
あの頃の私に伝えたいこと
もし、以前の私のように、
「放課後、子どもがどこにいるのか心配」
「でも、小学生にスマホを持たせるのも不安」
と悩んでいる方がいたら、私は、
「持たせる・持たせない」の二択だけで考えなくてもいいよ
と伝えたいです。
持たせるのであれば、
「何のために持たせるのか」
を最初に決めてみる。
我が家の場合は、遊ぶためではなく、まず連絡を取るためでした。
その目的が決まっていたからこそ、必要な設定やルールも考えやすかったのだと思います。
そして、子どもの成長に合わせて、ルールも変えていけばいい。
最初から完璧である必要はないのだと思います。
おわりに
子どもが成長すると、少しずつ親の手を離れていきます。
嬉しいことなのに、ちょっと寂しい。
安心して送り出したいのに、心配でもある。
私は、そんな複雑な気持ちを抱えていました。
そんなとき、我が家にとってスマホは、
子どもを縛るものではなく、親子をつないでくれるもの
になりました。
「今から公園に行くね」
「今日は少し遅くなるよ」
そんな何気ない一言を送り合えるだけで、以前より安心して仕事ができるようになりました。
これから娘がもっと成長すれば、スマホの使い方も変わっていくでしょう。
今は必要だと思っているルールも、いつかは必要なくなるかもしれません。
逆に、新しく決めなければならないルールが出てくるかもしれません。
そのときは、その都度親子で話し合っていけばいい。
「小学生にスマホは早い」ではなく、「我が家には今、何が必要なのか」。
私はこれを考えて、スマホを持たせることを選びました。
放課後の過ごし方に悩んでいる家庭にとって、スマホはあくまで選択肢の一つ。
でも、もし我が家と同じように「子どもとの連絡手段がほしい」と考えているなら、親子の安心を支えてくれる道具になるかもしれません。
我が家もまだ試行錯誤の途中です。
だからこそ、これからも娘の成長に合わせて、スマホとの付き合い方を一緒に考えていきたいと思います。



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