最近、本を読んでいて気づいたこと4つ

At one’s fancy

ブログを始めてから、以前よりも本を読む時間が増えました。

「どんな作品だったのか」を考えながら読むようになり、レビューを書くために何度も印象的な場面を思い返すことも増えました。

そうしているうちに、本の内容だけではなく、自分自身についても気づくことがありました。

今回は、最近本を読んでいて感じたことを4つ書いてみようと思います。


① 本は「答え」をくれるものではなく、「考えるきっかけ」をくれる

以前の私は、本を読み終えたあとに「面白かった」「感動した」で終わることがほとんどでした。

でも最近は、「なぜ私はこの場面が印象に残ったのだろう」「もし自分だったらどうしただろう」と考える時間が増えました。

同じ作品を読んでも、人によって感想が違うのは、それぞれが歩んできた人生や価値観が違うからなのだと思います。

だから本には、正解を教えてくれる力というより、自分の考えを整理するきっかけを与えてくれる力があるのだと感じています。


② 人は、作品を通して自分を見ている

レビューを書いていて気づいたことがあります。

私は作品の感想を書いているつもりでも、振り返ると、自分自身のことを書いている場面が少なくありませんでした。

「人の顔色を見てしまうこと」「本音を伝える難しさ」「人との距離感」。

作品のテーマに共感していると思っていましたが、それは自分の経験と重なっていたからなのだと気づきました。

だからレビューには、その人らしさが自然と表れるのかもしれません。

本の感想は、実は自分自身を映す鏡なのだと思います。


③ 読書は、人の価値観を否定しなくなる

本を読んでいて一番変わったのは、このことかもしれません。

物語には、いろいろな考え方を持った人が登場します。

「私はこうは考えないな」と思う人物もいれば、「この気持ちはよく分かる」と共感できる人物もいます。

でも、その人にはその人なりの理由があり、その背景を知ることで、簡単に否定できなくなることが増えました。

現実でも同じです。

相手の事情をすべて知ることはできません。

だからこそ、「この人にも何か理由があるのかもしれない」と、一度立ち止まって考えられるようになった気がします。


④ レビューを書くことで、本との向き合い方が変わった

ブログを始める前から読書は好きでした。

でも、その頃は「面白かった」「泣けた」で終わることがほとんどでした。

レビューを書くようになってからは、一冊読み終えたあとに、「作者は何を伝えたかったのだろう」「私はなぜこの場面に心を動かされたのだろう」と、自然と考えるようになりました。

印象的だった場面をもう一度読み返したり、伏線がどこで張られていたのかを探したり、一冊の本と向き合う時間も以前より長くなりました。

不思議なことに、そうやって考えるようになると、作品そのものだけではなく、自分自身の考え方にも気づくことがあります。

私はレビューを書いていると、最後には「人との関わり」や「経験には意味がある」といったテーマにたどり着くことが少なくありません。

最初からそう書こうと思っているわけではないのですが、振り返ると自然とそんな結論になっています。

きっと私は、本を読んでいるようで、自分自身とも向き合っているのでしょう。

だからレビューを書くことは、作品を紹介するだけではなく、その時の自分の考えを記録することでもあるのだと感じています。

数年後に自分の記事を読み返したら、「あの頃はこんなことを考えていたんだな」と思う日が来るかもしれません。

それもまた、ブログを続ける楽しみの一つなのだと思います。


おわりに

本を読むことは、新しい知識を得ることだけではありません。

自分の考え方に気づいたり、誰かを理解しようと思えたり、昨日までとは少し違う景色が見えたり。

そんな小さな変化を積み重ねる時間なのだと思います。

私はこれからもレビューを書き続けたいと思っています。

作品を紹介したい気持ちももちろんありますが、それ以上に、「この本を読んで私は何を感じたのか」を言葉に残していきたいからです。

本は、読むたびに新しい気づきを与えてくれます。同じ作品でも、年齢や環境が変われば受け取り方も変わるでしょう。

だから私は、これからも本を読み、そのとき感じたことをこのブログに残していきたいと思います。

数年後に読み返したとき、「あの頃の私はこんなことを考えていたんだ」と振り返られることも、レビューを書く楽しみの一つなのかもしれません。

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